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週刊誌などで最近よく目にする「芸能人の岩盤浴・溶岩浴デート」。大物女優や人気女子アナらの密会デートが相次いで報じられ、日夜ネタ探しに奔走する芸能記者にとって欠かせない“取材スポット”になっているという。都心の真ん中でひっそりとリゾート気分が味わえるとあって、ワケありカップルにも人気。芸能人御用達の高級個室スパは、どうなっているのか?
「六本木に行ってこい」
ある週刊誌記者はデスクからネタ探しの命を受けると、話題のレストランやバーではなく、真っ先に個室岩盤浴スパに向かうという。
記者はこう明かす。「ジャニーズの若手タレントや、大物歌手とモデルのカップルを目撃したこともあります。店の前に高級車がとまっていれば、有名人カップルが利用している可能性も高く張り込みを始めます」
最近では、女優の広末涼子(33)が1月に、俳優の佐藤健(25)と不倫溶岩浴デートをしていたと週刊誌「女性セブン」に報じられた。テレビ朝日の人気女子アナ、竹内由恵(28)も昨年、同局の上司との密会情報が報じられたが、場所が個室のオイルマッサージ店だったため、イメージダウンに。
古いところでは2007年にモーニング娘。時代の藤本美貴(29)がお笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春(38)との溶岩浴デートを写真週刊誌「フライデー」にキャッチされ、モー娘。を脱退する騒ぎになった。
数々のスキャンダルの“舞台”ともなってきたスパのポイントは完全個室。なかでも有名なのは、都内17店舗のほか、神奈川、大阪、福岡、香川県にも出店する「オリーブスパ」(東京)だ。
溶岩浴のプライベートルームの1時間の料金は、女性が3360円、男性が4200円。全身アロマトリートメントコースは120分1万9200円とやや高め。料金体系が異なる店舗もあり、4月1日の増税後は料金が改定される。
案内された個室に入ってみると、ドレッシングルームに、ガラス張りのシャワールームと溶岩浴の部屋がある。男女別に着替えるスペースはないため、“単なる友達の男女”は利用しにくい場所だ。他に、掛け流しの湯船や和室スペースが設けられている高級ホテル並みの個室もあるという。
紙パンツと専用のTシャツ、短パンに着替えると、溶岩浴の部屋に入り、テレビを見ながらひたすらリラックス。全身がぽかぽかと温まり、汗がだらだらと流れる。冷たいタオルやドリンクも用意されていて、至れりつくせりだ。
カップルでよく利用するという、都内に住む30代前半の女性は「温泉に行っても、部屋に内風呂がないと男女別々だし、オイルマッサージや溶岩浴を一緒に楽しめるのがいい。付き合っていた男性が既婚者のときは堂々と街を歩けないので個室が便利だった」と話す。
茶色を基調とした店内は南国風で旅行気分も。サービスが終わると、寒い中、パレオを巻いた店員が外に出てきて、姿が見えなくなるまで頭を下げて見送ってくれる。
「全店舗で月に1万4000人が利用し、著名人のお客さんも多いです」(オリーブスパの担当者)という盛況ぶり。
日常のなかのちょっとした贅沢(ぜいたく)。有名女優がお忍びで訪れてもおかしくない、オトナのデートスポットなのだ。