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世代交代が叫ばれるAKB48グループ。その中でも国内最後発グループである福岡・博多を拠点とする「HKT48」で、最近人気急上昇中なのが12歳の“なこみく”こと矢吹奈子と田中美久だ。デビューからわずか5ヵ月の研究生ながら、ニューシングル「桜、みんなで食べた」では初の選抜入りを果たし、今月にさいたまスーパーアリーナで開催された「HKT48」による単独コンサートではユニット曲「生意気リップス」を初披露。そんなAKB48グループの次世代を担う、21世紀生まれの新星2人の素顔に迫る――。
――「HKT48」によるさいたまスーパーアリーナでの春コンでは、1万8000人もの観客を前にパフォーマンスしたが緊張した?
矢吹奈子(※以下矢吹) 「九州7県ツアー」や普段の公演では正面にしかお客さんがいないのですが、さいたまスーパーアリーナでは真横にもファンのみなさんがいてくださって。色んなところから見てくださっているのが分かって、スゴく楽しかったです。
田中美久(※以下田中) あんなに大きなステージに立ったのは初めてのことで感動しました。「九州7県ツアー」のステージに立った時も、ファンのみなさんの声援とか、ペンライトがスゴかったんですけど、さいたまスーパーアリーナはもっとスゴくて。『メロンジュース』や『桜、みんなで食べた』とか、曲に応じてペンライトの色を変えてくださったり、ファンのみなさんが盛り上げてくださってうれしかったです。
――2人によるユニット曲の「生意気リップス」も初披露したが、どんな曲?
矢吹 はじめはどんな曲になるのか分からなくて。実際に聴いてみたらカッコイイ曲でした。見た目は子供なんだけど、生意気に大人ぶっているという歌詞になっています。
――実際にパフォーマンスをしてみてどうだった?
田中 じつは、あの時は直前で少し振付を変えようということになって。あらかじめ決まっていた振付は練習していたのですが、本番でいきなり変えることになったので、とても緊張しました。
――2人は“生意気”なの?
田中 先輩方からいたずらをされることが多いのですが、美久たちから先輩方にいたずらすることもあります。この間なんか、奈子ちゃんがさしこちゃん(=指原莉乃)に紙粘土で作ったカエルをバッと投げつけて…。
矢吹 (指原が)「ワ~ッ!」って驚いていて、面白かったです(笑)